わくわく

ぼくをだっこ、ママわらった

しゅくだい (えほんのマーチ)作者: 宗正美子,いもとようこ出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2003/09/01メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブログ (23件) を見る 1学期に1年1組で読んだ『しゅくだい』という本に関するこんな感動的な記…

やさしいじかん

昨日の2時間目の国語の時間に、『わたしのたからもの』の発表をしました。番号順に前に出て話をして、その後、質問をみんなから受け、それに答えました。みんなが大事にしているものの発表は、とてもいい話ばかりでした。その中で、とても心に残る発表を紹介…

心の鬼を退治するために

1年1組は、現在25名の児童で生活しています。わたしが担任した中では最も人数が少ないクラスだけれど、最もパワーを感じるクラスです。そのパワーを勉強や運動に向けられる子も多くなり、頼もしく感じていますが、まだ、自分のわがままを通したり、人の嫌が…

『優しい時間』のエピソード2

再び同級生の脚本家からメールが入りました。 火曜日(1/18)から今日(1/22)まで富良野・美瑛に行って来ました。普段はめったにロケ現場には顔を出さないのですが・・・・。 いつも思うことですけど、我々が何気なく書いている一行を撮るのにカット割りし、そ…

子も親も

1月23日の毎日新聞にこんな投書が掲載されていました。気になったので掲載します。 我が家の少し先に公園がある。放課後ともなれば子どもたちが我先に駆けつけるが、せくあまりかよく転倒する。駆け足ではさほどではないが、自転車やスケートボードだと往々…

努力して得ることのすばらしさ

昨日、ある保護者の方からこんな連絡をいただきました。 うちの子は、運動が大の苦手で、かけっこも幼稚園の時から(ダントツの)ビリ。なわとびも例外ではなく、冬休み前までは、一回も跳べないという状態でした。 冬休みの宿題だったこともあり、練習して…

花アーティスト: ORANGE RANGE出版社/メーカー: ソニーレコード発売日: 2004/10/20メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (107件) を見る花びらのように散ってゆくこと この世界で全て受け入れてゆこう 君が僕に残したモノ “今”という現実の宝物 …

ウソつき ホラ吹きは、夢吹き

以前ご紹介した塾の経営者の方からのメールです。 今日は、哀しい連絡がありました。一人の私が関わった子どもの母親が亡くなりました。その連絡でした。脳腫瘍でした。私が24人目になくした人となりました。いっぱい幸せになってほしい人でした。 今から…

『優しい時間』のエピソード

先週の木曜日に始まったドラマ『優しい時間』で脚本を担当している同級生からのメールが入りました。 これは倉本があちこちでしゃべっていることですが、『明日』はたまたま倉本がテレビを見ていて偶然聞いた曲でした。しかしその場でテーマ曲に出来ないかと…

跳べ!1年1組

昨年初めてD小にお世話になって、他の学校にない行事を経験しました。それが、2月に行われた『校内長なわ大会』でした。低学年、中学年、高学年ごとに長なわで5分間で何回跳べるかを競うこの大会。練習すればするほど記録が伸び、クラス全体が一つにまとまっ…

受験生の親になって

「(成績悪いから)塾行くか。」「行かない。」 「公開模試があるから受けたほうはいいよ。」「受けない。」 「(苦手な)英語、教えてやるぞ。」「自分でできる。」 「(明日、私立の試験なので)今日、下見に行こう。」「一人で行って来ればいいだろう。」…

震災の日に授かった命

阪神大震災から今日で10年。インターネットでこんな記事を見つけました。 神戸市西区の小学4年菅原翔平君は17日、10歳の誕生日を迎えた。郵便局職員の父敏郎さん(44)は、届いたばかりの朝刊と一緒に、一人息子の姿をカメラに収めた。翔平君には軽度…

とくべつなおかし

成人の日に、遅ればせながら叔母の家に新年のあいさつに行ってきました。叔母は、10年前、40歳代後半で突然の事故で叔父を亡くし、娘たちも嫁いでいるので、現在は1人暮らしをしています。でも、持ち前の明るさと情の深さで、周りの人々に愛され、多くの人が…

 このメンバーでできる喜び

昨日は、最高気温7度、最低気温−2度というとても寒い一日でした。それにもかかわらず、休み時間になるとほとんどの子が元気に校庭で遊んでいます。生活の授業でも『ふゆのあそび』のことを勉強していますが、外での遊びを通して、『冬』という季節からいろい…

あしたの目ひょう・しん年のほうふ

昨日の3学期始業式の態度はすごくりっぱでした。それぞれの子どもたちが、新しい年をがんばろうとする意欲を感じさせてくれました。司会の教務主任の先生からは、式が終わった後、「1年生よくがんばりましたね。」と、おほめの言葉をいただきました。3学期は…

明るい方へ

明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)作者: 金子みすゞ,高畠純出版社/メーカー: JULA出版局発売日: 1995/03/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (17件) を見る 明るい方へ 明るい方へ。一つの葉でも 陽の洩る…

朝のリレー

カムチャツカの若者が きりんの夢をみているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝返りをうつとき ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウィンクする この地球では いつもどこかで朝がはじまっている僕らは…

北の国からのメッセージ

先日、来年1月13日スタートする連続ドラマ『優しい時間』で、わたしの高校の同級生(一度も話したことがありません。)が共同で脚本を担当するという別の同級生のメールが入りました。このドラマは、脚本家、倉本聰氏の『北の国から』シリーズに続く富良…

人間になれない子どもたち 3

<”メディア漬け”から抜け出すために> アメリカ小児科医学会は、子どものメディア接触について、2歳までの赤ちゃんをテレビなどから遠ざけること。学童期の接触時間を平日1時間、休日2時間に制限すべきことなどの勧告を出している。つまり、子どもの生活の…

人間になれない子どもたち 2

<1960年代以降子どもたちを取り巻く環境は、どのように変わったのか> 遥かな昔から子どもたちの居場所は、近所の野山、川、原っぱ、神社やお寺の境内であった。そうした場所で仲間と共に自由になる時間のほとんどを過ごしていた。自然のなかで様々な生き物…

人間になれない子どもたち 1

人間になれない子どもたち―現代子育ての落し穴作者: 清川輝基出版社/メーカー: 〓出版社発売日: 2003/03/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る 一昨日の日曜日、中3の息子が、「頭がいたい」というので、日曜当番医に連れて行…

かぜにまけないからだ

昨日の1時間目に学級活動で『かぜにまけないからだ』という授業をおこないました。1学期は、かぜで欠席する児童が多かったけれど、2学期は今のところ欠席する児童は少ない1年1組です。しかし、これからの11月から3月にかけては、かぜやインフルエンザにかか…

雨の日の秋の旅行と『おどるポンポコリン』№5

「食事やおやつを食べ終わって何分もしないうちに出発して、気分が悪くなる子がいるのではないか。」それが、わたしの心の中に生まれてきた不安でした。でも、雨は降り続いているため、これ以上そこにいても仕方ないので、バスは出発しました。 出発すると、…

雨の日の秋の旅行と『おどるポンポコリン』№4

声をかけてきてくれたのは、C小の桜井先生でした。しのぶ先生は、おととしD小からわたしと入れ替えにC小に異動した先生。後ろには、かわいい1年生が並んでいました。C小は、D小と同じように今日の旅行は雨天決行。予定を1時間ずらして、学校を出発したのだそ…

雨の日の秋の旅行と『おどるポンポコリン』№3

学校を出発し、約1時間で動物園に着きました。やはり外は雨でした。駐車場には一台も車はありませんでした。到着して最初にしたのは、記念撮影。みんなそれぞれの雨合羽を着て、遊園地をバックにして並びました。子どもたちの雨合羽が色とりどりできれいでし…

雨の日の秋の旅行と『おどるポンポコリン』№2

やはり、雨でした。しかもかなり大粒の雨。わたしは、かなり心が暗くなりながらも、学校へ向かいました。今年の一年生は、春の遠足も雨にたたられて、二度も延期。とてもかわいそうに思っていたところに、秋の旅行もこの大雨です。本当に残念でしかたありま…

雨の日の秋の旅行と『おどるポンポコリン』№1

「すみません。ちびまるこちゃんの『おどるポンポコリン』をさがしているのですが、ありませんか。」 わたしが、そうたずねると、レンタルCDやの店員さんは、一生けんめい探してくれました。さっきまで、アニメコーナーのわたしが探していたところやその他の…

あたりまえだけど、とても大切なこと

今、話題の本『あたりまえだけど、とても大切なこと −子どものためのルールブック』。アメリカの教師、ロン・クラーク先生の本。最近この本に注目しています。 わたしが子どものころ、祖母はわたしたち家族と一緒に暮らしていて、成長途上のわたしに強烈な影…

暑い・熱い・厚い運動会

2004年9月25日午前6時20分。運動会実施決定の連絡網を回すと、少し肌寒さを感じながら、自宅を出発しました。I市に入ると、小雨が降っていたので、 「きっと今日は雨にぬれ、寒さに震えながらの運動会になってしまう。」 と心配しながら学校に着きました。で…

すばらしい先輩たち

2004年9月16日午後12時50分の校庭の運動会の入場門。1年生は、早めに給食を食べ終えて、「追いかけ玉いれ」の練習のため集まりました。そこには、6年生の男子3人も立っていました。彼らは、運動会の本番でかごを背負って逃げてくれる子たちで、わざわざ1年生…