あたりまえだけど、とても大切なこと

 今、話題の本『あたりまえだけど、とても大切なこと −子どものためのルールブック』。アメリカの教師、ロン・クラーク先生の本。最近この本に注目しています。

 わたしが子どものころ、祖母はわたしたち家族と一緒に暮らしていて、成長途上のわたしに強烈な影響を与えた。わたしがこれから説明する「50のルール」に深い思い入れをもち、受けもちの子どもたちだけでなくすべての人に紹介したいと思ったのは、一つには祖母の存在があったからだ。
 祖母は、両親と歩調を合わせて、他者にたいする尊敬の念と感謝の気持ちをもつことや、きちんとした礼儀作法をわたしに植えつけた。さらに、どうすれば人生を楽しみ、チャンスを活かし、一瞬一瞬を最大限に生きられるかも教えてくれた。(中略)
 だが、わたしが教師になったとき、わたし自身が彼らの手本となり、ロールモデルになろうと努めてきた。子どもたちに、人生をどのように生き、どのように楽しむかを教えたいと思ったのだ。

 よりよく生きるための「50のルール」。今日から連載して、1年1組の子どもたち、保護者のみなさんといっしょに学んでいきたいと思います。