つむじ風食堂の夜
今日は仕事に行きました。職場に到着すると、工事のため1日停電。仕方なく仕事を持って職場を出ました。
帰りの車の中、「メロディアス・ライブラリー」というラジオ番組で『つむじ風食堂の夜』という小説の紹介をしていました。午前中はすごく気持ちいい気候だったので、ラジオを聞きながら、新しい道をそのまま高崎までドライブ。
物語の舞台は、「月舟町」の十字路にぽつんと明かりを灯す食堂。その店の暖簾には名前がありません。十字路にはいつもつむじ風がくるりと廻っていたので、いつしか「つむじ風食堂」と呼ばれるようになりました。
無口な店のあるじと食堂に集う人たち。人工降雨の研究をしている主人公をはじめ、二重空間移動装置を持つ帽子屋さんやイルクーツクに行きたいと言う果物屋さんなど、ちょっと風変わりだけれど心温かな人達が、今夜も「つむじ風食堂」で語り合っています。(メロディアス・ライブラリーのHPより)
帰りにその本が買いたくなり、いくつかの本屋に寄ったけれど、見つかりませんでした。そして、家でパソコンで注文。本当に便利な世の中になりました。
月曜日からどんなつむじ風が吹くのでしょうか。『つむじ風食堂の夜』を楽しみながら、竜巻になるのを防止したいと思います。
- 作者: 吉田篤弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 文庫
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