受験生の親になって

「(成績悪いから)塾行くか。」「行かない。」
「公開模試があるから受けたほうはいいよ。」「受けない。」
「(苦手な)英語、教えてやるぞ。」「自分でできる。」
「(明日、私立の試験なので)今日、下見に行こう。」「一人で行って来ればいいだろう。」−カチーン―「誰が受験するんだよ!」
「だいじょうぶだからあっち行っててくれる。」−カチーン―「勝手にしやがれ。」

 恥ずかしながら、中学校3年間、きちんと勉強して来なくて、高校受験を前にしてつけが回ってきている息子との会話集です。

 受験生の親になって、こうして何もできず、ただ見守るしかないことを実感する毎日。一つだけできることと言えば、下がったり、上がったり、下がったり、下がったり、下がったりするテストの成績表の保護者の欄に励ましの言葉を書くくらいです。『自分を信じて』『悔いが残らないように』『最後まであきらめないで』などと。

「自転車に乗れるようになったから、見てて。」「えー、本当。」
「明日、プールにつれてって。」「いいよ。」
「100点取ったよ。」「がんばったね。」
「通知表に言葉を書いておいてね。」「書いといたよ。」
「いっしょにバトミントンしよう。」「やろう。やろう。」

 息子が小学生の時の我が家の親子の会話集です。面倒くさいと思うこともあったけれど、今となっては、いろいろなことで関わりを持てたあの頃にもどりたいです。

 1年1組の保護者のみなさんは、あと5年もあって本当にうらやましいです。

=お願い=
 2学期に使ったプリントをとじたファイルを使いたいので、中のプリントを出して持たせて下さい。もしなくなった場合は、同じようなものを用意してください。プリントは、それに綴じて返します。もし間違いを直してないものがあったら、直させてください。まるをつけます。担任が、まるつけを忘れている部分があった場合は、おうちでまるをつけてあげてください。よろしくお願いします。