幸せな人生を送ろう

 昨日の朝、新しいクラスがはり出され、子どもたちは、新しいクラスのメンバーを知り、始業式で新しい担任を知りました。
「5年4組 CAT先生。」
 それを聞いて、がっかりしている子、驚いている子、喜んでくれている子など、いろいろな反応が見られました。それは、とても自然なことだと思います。わたしは心の中で、がっかりしている子には「ごめんなさい。」と言い、驚いている子には「先生も驚いています。」と言い、喜んでくれている子には「ありがとう。」と言いました。
 それから、教室に行き、お互い自己紹介をしました。学年通信を読みながら、5年の先生方も紹介しました。
「5年の先生は、とても仲がいいよ。この1年ばっちりだからね。だから、みんなも5年生みんなと仲よくして下さい。」
と言いました。そういいながら考えたのですが、わたしは、去年のいっしょの学年の先生ともすごく仲がよくて、その前の先生ともすごく仲がよくて、その前もずっといっしょに学年を組んだ先生とはみんな仲がよかったことに気づきました。そして、いっしょに生活を共にした子どもたちも大好きです。それは、どうしてなんだろう。
 それは、いっしょに仕事をした人や勉強した人のいいところをさがし、その人のよさにふれ、その人たちからいろいろなことを学んだからだと思います。そう思うと、わたしのこれまでの人生はとても幸せでした。そして、5年4組のみんなと生活するこの1年も幸せなものになるでしょう。
「幸せは、その人の心が決める。」
 毎年、毎年、好むと好まざると関わらず、いろいろな友だちや先生と出会います。でも、どんな人と出会っても、その人となかよくなろうと思い、いっしょに力を合わせて、いっしょうけんめがんばろうとすると、みなさんの人生は、とても幸せなものになります。
 だから、今日から、みんなで幸せな人生を送ろう!