保存版 ドラマ『女王の教室』のセリフ

 三連休は、いかがでしたか。練習のつかれはとれましたか。

 9月17日(土)の午後、テレビでたまたま『女王の教室』というドラマの総集編をやっていました。ふだんほとんどドラマは見ないわたしですが、そこに登場する阿久津先生のセリフのすばらしさに釘づけになってしまいました。そして、その夜の最終回を初めて見ました。最終回も心に響く感動的なシーンがたくさんありました。そこで、みなさんには、ドラマの阿久津先生の素晴らしいセリフをお贈りしたいと思います。みなさんがこれから成長する中で、きっと役に立つ言葉だと思います。

「どうして勉強するんですか。わたしたち。」

「いいかげん目ざめなさい。勉強はしなきゃいけないものではありません。したいと思うものです。これから、知らないものやりかいできないものにたくさん出あいます。その時、もっと知りたい、勉強したいとしぜんに思うから、人間なんです。自分たちの生きているこのせかいを知ろうとしなくて、何ができるというのですか。何でも知ったようなおとながいますが、あんなのはうそっぱちです。こうき心をうしなったしゅん間、しんだも同ぜんです。じゅけんのためではなく、りっぱなおとなになるために勉強するんです。」

「それより今をもっと見つめなさい。イメージできる?わたしたちのまわりにはうつくしいものがいっぱいあふれているの。夜空にはむ数の星がかがやいているし、すぐそばには小さなちょうがけんめいにとんでいるかもしれない。まちに出ればはじめて耳にするような音楽がながれていたり、すてきな人に出会えるかもしれない。ふだん、何気なしに見ているけしきには時のうつりかわりで、はっとおどろくようなことがいっぱいあるんです。そういう大切なものをしっかり目を開いて見なさい。耳をすませて聞きなさい。ぜんじんでかんじなさい。それが生きているということです。」

「今は、まだぐたいてきな目ひょうがないのなら、とにかく勉強しなさい。12さい(8さい)の今しかできないことを一生けんめいやりなさい。そして、中学へ行きなさい。中学に行っても、高校に行っても、今しかできないことはいっぱいあるんです。それをちゃんとやらずに、しょうらいのことばかりを気にするのはやめなさい。そんなことばかりしていると、いつまでたっても、なんにも気づいたりしません。」

 運動会まであと2週間たらず。今しかできないことを、みんなで一生けんめいやっていきましょう。

女王の教室 DVD-BOX

女王の教室 DVD-BOX