コレリ大尉のマンドリン
この映画に出てくるコレリ大尉のマンドリンや音楽は、愛と平和の象徴だと思いました。占領したイタリア軍の兵士とケファロニア島の人々の心を結んでくれたのも、コレリ大尉がベラギアに思いを伝えたのもマンドリンがあったからです。そのため、前半は、戦争映画だけれど、あまりそんな感じはしませんでした。
映画の後半で、イタリア軍が降伏し、兵士たちも国へ帰れると喜んでいました。で戦争やっているのではないという気持ちが素直に表現されていて、これがイタリア人の解放的なよい性格だと思いました。しかし、同盟国のドイツ軍はまだ戦争を続けなくてはならないため、それぞれの立場の違いから、「昨日の友は今日の敵」になってしまいました。ドイツ軍がイタリア軍の兵士たちを撃ち殺すシーンは、戦争の愚かさが表現されていました。
題名のマンドリンはあまり目立たなかったけれど、ベラギアのダンスはすごくかっこよかったです。
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