積み重ねていく喜び

 きのう、漢字のまとめのテストをしました。テストの前に、みんないっしょにノートに出題される漢字を2こずつ練習し、本番に臨みました。結果は、24人中16人が90点以上で合格。放課後は、何度も繰り返してテストを行い、残った人も全員合格しました。1年前大島先生に教わった「やればできる。必ずできる。絶対できる。できないのは、わたしがやる気がないから。」という言葉を実証できた気がします。今まで漢字テストいい点が取れなかった子は、本気で練習をしてなかったのだと思います。だからこれからビシビシとやりたいと思います。

 さて、学校と家庭で継続してきたプリント学習ですが、1学期に学習したものがほぼすべてファイルにとじられました。(本来なら子どもにとじさせるのが勉強なのですが、時間の余裕がなかったので、担任が全部とじてしまいました。)国語と算数の形成プリント(購入したもの)が約50枚と計算プリント(印刷したもの)が60枚です。すごい量のプリントがたまりました。こうして、たくさんの問題を繰り返し解いていく中で、子供たちは、基礎学力を身につけていくのだと思います。そこで、今日、そのファイルを持ち帰らせました。まちがっているところに付箋がはってありますので、そこをお子さんに直させていただき、来週の月曜日までに持たせてください。(もし直しきれない場合はそのままでいいです。)夏休み中に表紙をつけ、製本して、2学期の最初に『1学期の学習の記録』として、お返ししたいと思います。

 また、毎日国語の授業で使用してきた漢字スキルですが、テストのあと2ページで終わりになりますので、1学期中にお返しします。この漢字スキルはとてもよくできていて、漢字テストの裏側の部分が、漢字を練習できるようになっています。お子さんにも話しましたが、その部分は、夏休みにとなりのページの漢字を練習して、すべて文字で埋めて、2学期の最初に持たせてください。1学期の漢字の復習になると思いますので、よろしく願いします。

 最後に『くりかえし計算ドリル』です。たくさんのプリントで学習する中、なかなか活用できず、1学期中に1回しかできませんでした。でもこの間に子どもたちは、問題をきちんと写し、問題を解き、自分で答え合わせをするという力が身についてきました。この『くりかえし計算ドリル』は、3回繰り返してやるとすごい効果が得られると言われています。夏休みに最低全員が2回目をし、できる人は3回目までノートにやって、2学期が始まったら学校に持たせてください。

 いろいろな仕事がたまって忙しい学期末。1学期間積み重ねてきたことが、形に残ったり、子どもたちの力として残ったりして、実際に目に見えてくるので、喜びを感じる時期でもあります。残り少ない1学期ですが、ご支援のほどよろしくお願いします。