5 自分で自分を守る


 今回の旅は、ツアーコンダクターはいないので、なんでも自分でやらなくてはなりません。そして、何かトラブルが起こってもすべて自分がたよりです。見知らぬ国では、いろいろなはんざいも心配しなくてはなりません。今回、自分で自分を守るための方法を大切なものの順にしょうかいしていきます。

第1位・・・・・・命
 最も大切な命。見知らぬ町では、どんなおそろしいことが起こるかわかりません。暗くなったら外出しないことや人通りの少ないところはぜったいに通らないことなどに気をつけなくてはなりません。

第2位・・・・・・パスポート
 これを失くしたら日本に予定通りもどれなくなります。首からぶらさげて、見えないようにはだ身はなさず持っています。

第3位・・・・・・クレジットカード
 これをぬすまれて、だれかに使われたら、人が使ったたくさんの金がくをしはらわなくてはなりません。

第4位・・・・・・海外旅行ほけんのほけんしょう書
 病気や事故になったときのためにほけんしょう書はぜったいなくせません。これがなくなった場合はばく大なちりょうひをしはらわなくなる場合があります。

第5位・・・・・・きん急れんらく先のメモ
 パスポートやクレジットカードの番号や何か起ったときのためのれんらく先はとても大切です。

第6位・・・・・・現金
 ごうとうやすりにおそわれた時のために、3ヶ所くらいに分けておきます。さいふには、使うだけのお金を入れておきます。

第7位・・・・・・手荷物
 手荷物は置き引きにあわないように、けっして目をはなしてはいけません。そして、地面に置くときは、両足ではさみます。

 安全な日本から来た人はとてもねらわれやすいといわれています。はんざいから身を守るためには、いろいなことに注意しなくてはなりません。そして、手荷物以外は、こしやむねにつけて自分でぬすまれないようにしなくてはなりません。

 でも最近は日本もあぶなくなってきていますね。みなさんの身の回りもきけんがいっぱいです。だからふだんからきけんな目にあわないよう心がまえをしっかりしておきましょう。PTAからいただいた笛は、すぐ使えるようになっていますか。