2回目の習字の授業


 実は先週の1回目の授業は子どもたちが興奮状態で話をよく聞けませんでした。(緊張感がなくなったせいか、習字だけでなく先週はいろいろなところで子どもたちのよくない面が出始めました。)それで、とにかく先週は繰り返し話を聞くことの大切さを話しました。

 そして、2回目の習字の授業。前回に比べると、とても落ち着いた態度で子どもたちは授業に臨めました。そのせいか、授業内容が予定より進み、「ニ」という文字の作品が完成しました。そして、先生の話よく聞き、言われた通りに書いた子どもの中には、専門家の先生が驚くほどの文字を書いた子が数人いました。

「あなたは、習字習っているの?」
「いいえ。」
「すごいねえ。たったの2回目でこんなに上手な字が書けちゃうなんて。」
先生にほめられた子はすごくうれしそうです。

 先生の教え方がいいのと子どもたちが素直な気持ちで聞いたことで、よい作品が生まれたのだと思います。これからもいろいろな場面でこんな光景が見られるといいと思いました。

 素直な気持ちで話を聞くこと、これが一番大事ですね。