赤いやねの家


 今年の6年生を送る会の全校合唱は「赤いやねの家」に決まりました。

 今日の音楽の時間にこの曲をSunsun3組の子どもたちと練習をしました。歌詞の意味を考えながら、CDに合わせて歌っていると、わたしは、なんだかジーンときてしまい、目が潤んでしまいました。

 メロディが伝えられないのが残念ですが、歌詞を紹介します。

    赤いやねの家
1 電車のまどから 見える赤いやねは
  小さいころぼくが 住んでたあの家
  庭にうめたかきの種 大きくなったかな
  クレヨンの落書きは まだかべにあるかな
  今はどんな人が 住んでる あの家
2 背のびして見ても ある日赤いやねは
  かくれてしまったよ ビルの裏側に
  いつかいつかぼくだって 大人になるけど
  ひみつだった近道 原っぱにあるかな
  ずっと心の中 赤いやねの家

 先日、京都から千葉の元住んでいた家の近くまで行ったyonegenさん一家は、きっとこんな気持ちだったのでしょう。お子さんがもしかしたらこの曲を知っているかもしれません。きいてみてください。

 新築をして、12月に引っ越したsyrnさん。あと何年か後には、こんな気持ちになるのではないでしょうか。お子さんが、大きくなったら以前住んでいた家の近くに行ってみてください。

 北海道で一人暮らしをしてがんばっているHITさん。移り住んだ数々の土地にたくさんの思い出があり、何度もこんな気持ちになったことでしょう。十勝に根を下ろしてこれからもがんばって下さい。

 と、歌いながら、考えてしまったのです。