県なわとび競技大会


 今日は、県のなわとび競技大会に審判員として参加してきました。

 審判員と言っても、特殊な資格があるということではなく、数が数えることと時計が読めることができれば、だれでもできます。

 朝8時前に会場に着くと、受付を待つ出場者で入口がいっぱいでした。その人々をかき分け、やっと体育館の中に着きました。

 体育館のフロアでぼうっとしていると、同僚のたえこ先生のご主人が、いつもわたしのHPを見てくれているとのことで、あいさつに来てくれて、たいへん恐縮してしまいました。誰が見ていてくれているかわからないので、HPの内容もしっかりと考えなくてはならないと思いました。たえこ先生のだんなさん、わざわざありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。

 しばらくすると開会式が始まり、その後、準備運動やなわとび教室がありました。SADA & JUNBOというインストラクターのすごいなわとびの技を見てとても感動しました。

 初めの競技は、時間とび予選で、1年から6年までの出場者が次々に登場しました。予選通過時間は、1・2年が5分、3・4年が10分、5・6年が15分で、審判員は失敗した子を見ているというだけの単純な仕事です。わがSunsun3組からも3人出場しましたが、残念ながら決勝進出者は1名だけでした。通過できなかった子は、来年も出場してがんばってもらいたいと思いました。

 それが終わると、三重とびと二重とびの決勝が行われました。それ審判は、カウンターで数えて、カードのとんだ回数を書いて渡すという簡単な仕事でした。

 午前中の仕事は簡単に終わり、昼食の時間にはリズムなわとびのアトラクションがありました。すごくそろっていて上手な演技でした。

 そして、いよいよ午後の5分間の長なわとびの決勝です。これは、気合を入れていかないと、正確に数えられなくなってしまうほど速いのです。去年の大会では、800回を越えるチームが出ました。同じ学校から今年も6チームも出場するするので、数えるのがたいへんそうでした。でも、わたしが審判をしていたところには、その学校のチームは来ませんでした。

 しかし、安心してはいられません。どのチームも、今日のこの日のために毎日一生懸命練習してきているのですから、数え間違いは許されません。わたしは、4チームを必死で数えました。わたしが数えた中で最も多かったチームは、642回で、チームの新記録が出たそうで大喜びでした。数えている時は、目が回りそうでした。

 長なわとびの結果は、やはり去年の優勝した学校で、770回ぐらいでした。そして、同じ学校のチームが上位独占をしていました。とんだ人もすごいけれど、数えた審判はどんなにか疲れたことでしょう。

 最後は、時間とびの決勝です。この決勝は、跳べれば何時間でも跳んでいていい競技です。ですから、全員が失敗するまでは、この競技大会は終わりにならないということです。今までの新記録は、6年男子が出した3時間5分1秒です。新記録は破ってもらいたいけれど、跳んでいるのを最後まで見続けるのもたいへんなことです。

 わたしの担当の3年女子は、最後まで跳んでいた子は、30分を少し越えたくらいでした。残念だったけれど、わたしの仕事はそれで終わりました。

 会場の外にでたら雨。縄跳びの審判8年目の仕事も無事終わりました。みなさん、来年も記録を目指してがんばって下さい。