席替え


 子どもたちは、席替えが大好きです。自分が誰と並ぶか、自分の前後の席に誰がすわるかは、彼らの学校生活の中ではとても大切なことだからです。だから、「席替えをしたい。席替えをしたい。」と言っていることが多いです。

 今日は、ついに子どもたちの希望をかなえて、席替えをしました。くじ引き、お見合い、自由とやりかたはいくつかあるけれど、このクラスになってからは、『班長くじ引き』方式で席を決めています。これは、最初に班長を立候補や推薦で決め、その後、くじ引きで行うというやりかたです。

 班長は以前に決めてあったので、今日は、班長の名前を書いたくじを、班長以外の子に引いてもらい、どの班長の班になるか、所属を決めました。くじ引きは、話し合いで決められて順で引きました。そして、全員引き終わったら、一斉にくじを開けました。くじを開けたとたん「ワーッ」と歓声が上がりました。ふだんから興奮しやすい子どもたちは、やはり席替えでも興奮していました。

 それから、どの場所にどの班が座るかは担任であるわたしが決め、班の中での座り方は班で話し合って決めました。

 こうして、子どもたちの念願の席替えは無事終了しました。でも、少し経つと、また「席替えはいつするのですか。」と聞く子が出てくると思います。