駐在さんのお話


 社会で警察の仕事の勉強をしているので、学校の近くの駐在さんにきていただいてお話を聞かせていただきました。

 みなさん、110番に電話するとどこにつながる思いますか。
 警察署だと思うでしょう。正解は、県警本部です。県内のどこからかけてもそこにつながるそうです。そして、そこから交通事故や事件の発生した管轄の警察署に連絡が行くそうです。
 県境付近で携帯電話で110番に通報すると、隣りの県の警察につながる場合があるので、注意した方がいいということです。

 では、駐在所と交番の勤務の違いはなんでしょう。
 駐在所は、そこに家族と住み込み、午前8時30分から午後5時15分までが勤務時間だそうです。交番は、自宅から通勤し、午後8時30分から翌日の午後8時30分までの24時間勤務だそうです。それが3日に1度あるそうです。駐在所は1人で、管轄の地域を一人でパトロールしたり、一戸一戸の家庭を訪問したりするそうです。また、管轄の地域で2日に1回は盗難などの事件があり、同じく2日に1回は交通事故があるそうです。いつどんなことで出動しなくてはならないかわからないので、とてもたいへんな仕事だと思います。

 最後に、警察官が仕事のために身につけているものの重さはどれくらいだと思いますか。
 無線機、拳銃、警棒、手錠など合わせると5kgの重さのあるものを仕事中身につけているそうです。体力のいるたいへんな仕事だと思います。

 警察官の人から聞く直接聞くお話はたいへん勉強になりました。