手紙
『手紙』という映画を見ました。
社会から差別される犯罪者の家族の苦しみを描いた映画でした。罪を償うということは、被害者の苦しみに対してだけでなく、自分の肉親の苦しみに対してまでも含まれているという現実の厳しさを描いたこの映画を通して、罪を犯すことをおしとどまってくれる人が一人でも多くなることを、作者が訴えているように思いました。
そして、手紙は、受け取る人に生きる力を与えてくれ、簡単に送れるメールよりも自筆の手紙は重みのあるものだということも教えてくれました。
♪あなたに会えて ほんとうによかった うれしくて うれしくて 言葉にできない♪
弟の漫才。兄の涙。小田和正の『言葉にできない』の曲がバックに流れるラストシーンは、涙なくして見られませんでした。
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