100点じゃなければだめ?

「100点じゃなかったので、家でほめられなかった。」

 昨日、クラスのある子から聞いた言葉です。その子は、とても悲しそうでした。

 3学期が始まって、子どもたちの勉強に対する意識が足らないと感じられたので、意欲を持って学習に取り組んでもらいたくて、漢字テストの合格者の名前を載せています。その結果、全員の子どもたちがまちがいをしないように気をつけながら取り組めるようになってきました。その気持ちが大事です。

 わたしたち人間は、いつも調子がいいとは限らず、うっかりまちがえてしまうこともあります。また努力してもなかなか結果がよくならないこともあります。思ったような結果が出なかった時は、次の目標に向かって、またがんばろうとする気持ちが持てるよう、「いっしょうけんめいがんばったのだから、いいんだよ。次にまたがんばろうね。」というように温かくはげましてあげてください。