チャーリーとチョコレート工場


 今日は、映画『チャーリーとチョコレート工場』を紹介します。

 監督は、『シザー・ハンズ』『ビッグ・フィッシュ』で有名なティム・バートン。主演は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『シザーハンズ』のジョニー・デップです。この二人の組み合わせの映画は、とても独特の世界があるので、期待して見ました。

 主人公のチャーリーは、失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれ貧しいながらも幸せに暮らしています。

 彼の家のそばには、ここ15年間誰一人出入りしたことがないにもかかわらず、世界一のチョコレートをつくり続ける謎に包まれた不思議なチョコレート工場。

 ある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカは、チョコ5枚だけに入っている“ゴールデン・チケット”を引き当てた者にだけ、特別に工場の見学を許可することを発表します。一年に一枚しかチョコを買えないチャーリー、偶然にもチケットを手にし、晴れて工場へと招待されます。

 チョコレート工場の中は、とても不思議な世界です。その経営者のウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)は、不気味な感じです。目の動き、表情など、子どものまま大人になってしまった役をとてもうまく演じています。ウィリー・ウォンカは、チャーリーと接する中で、人間にとって一番大切なものは何かということに気づきます。

 映画のテーマは、『家族愛』。貧しいけれど純真な心を持つ少年チャーリーを中心に、家族がいっしょにいることのすばらしさを描かれたとても心温まる映画でした。

 ミステリアスであり、冷酷であり、いろいろな教訓が含まれているファンタジー。大人も子どももいっしょに楽しめる映画です。

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]