仔牛の春


 今日は、『仔牛の春』(五味太郎/偕成社)という絵本を読み聞かせしました。

 これは、春から、つぎの春まで成長する仔牛の一年をイメージ豊かに描きます。歓喜と祝福にみちた、子どもから大人まですべての人が楽しめる絵本です。

 春が来ます。
 雪が溶けます。
 土が顔を出します。
 草が芽をふきます。
 夏がきて、秋がきて、冬がきて、雪が積もって…。
 そして、また春がきて、角が生えました。

 仔牛の成長をイメージ豊かに描いています。特に子どもたちの歓声が上がるのは、仔牛の背中に草の芽がふいて、花が咲くところです。いつの間にか野原の世界に入ってしまいます。

仔牛の春

仔牛の春