学級通信『ワン・トゥー・スリー』誕生

「今年の1年生はすごいね。」

 毎日、1年の担任の口からは、何でも1回でできてしまう子どもたちの様子を見ての感動の言葉があふれ出てきます。

 4月7日の入学式。立ったりすわったりすることが言われたとおりでき、校長先生や来賓の方々のあいさつには、返事がしっかりでき、祝電の言葉にはお礼の言葉まで言える一年生の姿を見てとても頼もしく思えました。これまでのご家庭のしつけや幼稚園・保育園の先生方のご指導がとてもよかったのだと思います。わたしたち担任は、その子どもたちのよいところを伸ばしながら、この1年間ともに楽しく過ごしていきたいと思います。

 先週から授業が始まりました。学習の始まりは、まず基本からです。あいさつ、返事、立ったときの姿勢、すわる姿勢、鉛筆の持ち方など一生懸命身につけようとする子どもたちの姿が見られました。何でも基本が大切です。それを身につけるのが1年生の時期だと思います。だから、学年通信が『あいうえお』という題名になりました。それには、「最初からきちんとやろう」という願いが込められていると思います。

 そこで、1年1組の学級通信は『ワン・トゥー・スリー』(サブタイトルは『いちにのさん』『UNO DOS TRES』)に決めました。基本を身につけるために「1から始める」という意味です。英語にしたのは、今年が小学校で英語学習が始まる1年目の年だからです。サブタイトルの『いちにのさん』は「みんなで心を一つにしてはじめよう」、『UNO DOS TRES(ウノ ドス トゥレス)』はペルーの友だちとともに勉強できる喜びを表しています。

 これから1年間、基本を大切に、みんなでなかよく、心を一つにして、楽しい学校生活の第一歩を歩き出したいと思います。この学級通信で、学校の様子や担任の考えやその時々のニュースなどをお知らせしていきたいと思います。1年間よろしくお願いします。