祝・全員完走&収穫

 持久走大会の前日、クラスのみんなに「毎日持久走の練習をした人?」とたずねると、ほとんどの子が手を挙げました。そして、いよいよ持久走大会。持久走大会当日は、誰でも全力を尽くすことができると思いますが、毎日練習をつづけることはけっこうむずかしいことだと思います。毎日努力してきた人たちにとって、昨日は価値のある持久走大会になったことでしょう。わたしも、走ることが得意でない子とほぼ毎日走ることができ、久しぶりに充実した気分で持久走大会本番をむかえることができ、本当にうれしかったです。

 朝、健康調査書を集めると、提出率96%。いつもよりもずっと高い提出率で、各ご家庭の持久走大会への意気込みが感じられました。(いつもこのくらいだと担任としてはありがたいです。これからもご協力よろしくお願いします。)健康調査書の未提出の子もお母さんに来ていただき、クラスの持久走参加率は100%。かぜをひいている子も多い中、全員が参加できて本当によかったです。

 準備運動も2年の体育係がすべて自分たちの力ででき、持久走大会がスタートしました。2年生の持久走は700m。冷たい風が吹く中、たくさんのお母さんやお父さんに見守られながら、男女ともいつもよりもハイペースでスタートしました。練習の時はだれかが必ず転んでいたのですが、本番は転んだ子は一人もいなくて、本当によかったです。そして、最後まで歩く子もいなくて、みんな自分のペースを守りつつ、自分の限界に挑戦していました。

 結果は、24人中20人が自己新記録更新。そして、何よりうれしいのは、クラスのほとんどの子が、練習の時のタイムとの差が大きすぎないということです。本番で急にタイムがよくなった子もいる中、これは練習でも全力を尽くしてきたことの表れだと思います。練習と本番も含め、心から子どもたちをほめてあげたいと思いました。『結果だけでなく、過程を大切にする生き方』をこれからも身につけていってもらいたいと思います。さらに、2年の保護者の方々の応援のマナーに対する意識の高さにありがたく思いました。温かい応援、ありがとうございました。

 持久走大会終了後は、1週間前から企画していた担任からの秘密のプレゼント。先月収穫したさつまいもをみんなで食べました。見た目はとても悪かったのですが、食べてみるととってもおいしいD小2年生のさつまいも。そんな味のある中味の濃い人間に育ってもらいたいと願いながら、みんなでおいしく食べました。

 11月17日は、『全員完走と収穫の喜び』を感じられたとても幸せな一日となりました。