あたり前のことができる

 4月に実施した学力テストの結果が出ました。1年生で、1年間同じように授業を受けたにもかかわらず、正答率にはかなりの個人差が表れました。
 成績表を見ていて、正答率のよかった子には、日常の態度にある特徴がありました。それについて具体的に説明します。

①話を聞いている
授業中、話をしている人の顔を見て、うなずいたりして、しっかり話が聞けている子の中に正答率が高い子が多かったです。しっかり話を聞いているので、授業で学習したことがよく頭に入り、それらのことが頭の中に残るのだと思います。
②素直
与えられた課題に対して、「えーっ。」とか「やだあ。」など、不平不満を言わず、進んで学習に取り組む子の正答率が高かったです。そういう子は、毎日の家庭学習も習慣化していて、ほとんど宿題も忘れません。
③読書をする
授業中、課題が早く終わったときには、読書をすることがあります。正答率の高い子は、一人で黙々と本を読んでいる子が多いです。文章を読むことに慣れているのでテストの問題も抵抗なく読めるだと思います。
④文字がていねい
ノートの文字がていねいな子の中に正答率の高かった子が多かったです。毎日、ゆっくりでも文字をていねいに書く。それらの文字には、学習に向かうその子の気持が表れます。ていねいな文字からは、その子のやる気が見えるのです。

 ここに書かれている4つの特徴は、学習するときにはあたり前のように身についていなければならないことです。クラス全員がこれらを身につけるようがんばりましょう。