I am Sam:アイ・アム・サム

 この映画を見たあと、監督や出演者のインタビューを見ました。主演のショーン・ペンは、サムを演じていたときとは全く別人のようでした。サムは、心からルーシーを愛していました。サムの純粋で一途な愛をショーン・ペンは、すごくよく演じていたと思います。その様子を見て、障害者の人にも、そうでない人と同じように子育てをさせてあげたいと思いました。そのためには、人々が障害者の人のことを理解し、彼らをサポートできるような社会にしなくてはならないと思います。だから、この映画はみんなに見てもらいたいと思います。

 ミッシェル・ファイファーが演じる弁護士のリタはとても頼りになりそうで、かっこよかったです。でも、最後に自分の弱みを見せて、泣き出したときには、サムと対等な立場になり、2人は本当の意味での交流ができたのだと思います。

 ルーシーの里親になった人も心が広く、温かかったです。こういう人たちがたくさんいると、サムもルーシーも安心して生活できると思います。

 この映画は障害者の子育てというむずかしいテーマを取り上げています。制作した人々は、長い間、障害者の施設に通い、共に生活し、障害者の人々の気持ちをよく理解した上で映画を作っています。また、障害者の人にも出演してもらっているのもすばらしいことだと思います。この映画制作に参加した人々の心が一つになったことにより、こんなに温かい作品ができたのだと思います。

I am Sam : アイ・アム・サム [DVD]

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