第25回県なわとび競技大会に参加して

 2月11日(金)に県のアリーナで行われた第25回県なわとび競技大会に審判員として参加しました。

 この大会では、個人種目として時間とび、二重回しとび、三重回しとびが行われ、団体種目として5分間長なわとびが行われます。

 午前中は、時間とびの予選が行われ、たくさんの小学生がフロアいっぱいに広がって決勝に進出するためにがんばっていました。1、2年生は5分間とびつづけると何人でも決勝に進出できます。そして、午後の最後に行われた時間とび決勝では、1年生から成人まで一斉に時間とびの記録に挑戦しました。全審判員と全観客が見守る中、最後まで一人でとび続けていたのはなんと小学4年生の男の子でした。正確な記録は忘れましたが、約1時間30分。あと一息で4年生の新記録突破するところでした。実はこの子は、わたしの大学時代の同級生の現在の教え子でした。指導に当たった同級生に練習法を聞いたところ、毎日休み時間と昼休みに時間が音楽をかけて練習をしているそうです。そして、その音楽で5分、10分、30分など時間がわかるように工夫してあり、音楽をかけながら自分でどんどん練習ができるそうです。

 時間とび決勝の前に行われた5分間長なわとびでは、4チームの回数を数えました。毎年数えているのですが、あまりにもなわを回す回数が早いので、とても数えるのに苦労します。今年数えた4チームの中で一番少なかったチームは、397回で、一番多かったチームは622回でした。わたしの数えた最も多くとんだチームは、ほとんどミスがありませんでした。『一人の回し手のすぐ横から入って、まっすぐ進み、なわの真ん中でとんで、もう一人の回し手のすぐ横を通って出る』という基本が、全員守られていました。そして、リズムもそろっていました。回している指導者の先生のかけ声は、「前へ、前へ!」とか「つめて、つめて!」など、1年1組の鬼の先生が言っていることと同じでした。

 リズムにのって、勇気を出してとびこみ、真ん中でとんで、すばやくかけぬける
1年1組ではこの長なわのコツがよくできていないので、これからまた練習をして、少しでも記録が伸びるようがんばりましょう。

 なわとび競技大会で学んだことは、『なわとびがうまくなるためには、工夫して練習し、毎日続けること』でした。