Remember NAGANO 1998! 2
今朝は、霧が深く、まるでロンドンにいるみたいでしたね。さて、保護者のみなさんのご協力のおかげで、授業参観の『遊びの先生』がちょうど20名になりました。たいへんありがとうございました。
昨日の放課後の職員室。1年の担任でその授業参観の話し合いをしていると、6年の先生の声が耳に入りました。「明日の感謝の集い、お互いにがんばろうね。」一つの目標に向かって励ましあう先生たちのすがたはとても美しく、また一人で感動してしまいました。今日の感謝の集い(謝恩会のようなもの)はきっと成功したことでしょう。
実は、1年1組も力を合わせ、昨日の長なわの練習で、ちょうど100回跳べました。これからも心を一つにして、記録更新に向けてがんばりたいと思います。
さて、今日のお話は昨日のつづき。いよいよ長野オリンピックです。
- 作者: 船木和喜,折山淑美
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2001/11
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長野に着くのにそれほど時間はかかりませんでした。駅から出ると、街はオリンピックムード一色でした。たくさんの外国人。路上のピンバッジ売り。善光寺には、アメリカのテレビ局のニュースセンターもあり、日本語の看板を見なければ、そこは長野ではなく、まるで海外旅行に来たような雰囲気です。
突然長野に来てしまったわたしは、オリンピックの競技を見ることもできないので、善光寺の近くで名物のそばを食べた後、町の中を散策しながら、華やかなオリンピックムードを楽しんでいました。ある街角のテレビの前を通ると、人々が立ち止まっていました。わたしも仲間に入ってテレビを見ると、「女子モーグル」の競技で里谷多恵選手が優勝したというニュースが流れていました。この日は、日本の選手が金メダルを2つも獲得したすごい日になっていました。そこで、わたしは、午後7時から長野の中心街のセントラルスクウェアで行われる表彰式に参加することを決めました。
わたしは、人びとの波に押されながら約3時間待ちました。表彰式が近づくと、人気者の上村愛子選手が登場し、会場が盛り上がりました。もう一人の人気者のジャンプの原田選手は、メダルを逃した悔しさのためか、会場には姿を現しませんでした。いよいよ表彰式が始まり、船木選手が登場しました。報道陣が多くて実物はよく見えなかったけれど、大型スクリーンにその姿が映し出され、会場は最高の盛り上がりを見せていました。興奮のうずの中、続いて、里谷選手が登場して、金メダルが授与されました。こうして、わたしは、日本の選手が大活躍した記念すべき日を、現地で過ごすことができた感動を胸に家に帰りました。(つづく)
いよいよ今日は、北朝鮮戦。楽しみですね。