世界中のこどもたちが

 昨日の子どもたちとの会話です。
「先生、わくわくは?」
「今日は、ありません。」
「ええーっ。」
「ほしいの?」
「ほしい。」
「つかれていていたので、今日はできなかったの。」
「先生、いつもつかれているよね。」
 いつも大人向けのような内容の『わくわく』を楽しみにしている子がいるなんて、とてもうれしかったです。
 ということで、がんばって作りました。

 昨日は、楽しいせつぶん集会で始まりました。趣向凝らした集会委員の劇、ステージの鬼への豆まき。子どもたちは、目を輝かせて、節分の日を楽しんでいました。そして、給食のときには、落花生も食べ、うれしそうでした。持ち帰った手作りの鬼のお面はいかがでしたか。
 こうして、一つ一つ行事が終わっていく3学期。これから3月の卒業生を送る会に向けて練習が始まります。1年生は、3年の音楽の教科書にも載っている『せかいじゅうのこどもたちが』を手話で歌います。

世界中のこどもたちが

新沢としひこ 作詞  中川 ひろたか 作曲
世界中のこどもたちが 一度に笑ったら
空も笑うだろう ラララ 海も笑うだろう
世界中のこどもたちが 一度に泣いたら
空も泣くだろう ラララ 海も泣くだろう


 大地震の被害にみまわれ、不自由な生活を余儀なくされている新潟県やアジアの子どもたち。戦争で心も体も傷ついているイラクの子どもたちのためにも、世界中の子どもたちが一度に笑える平和な世界が作られることを祈りながら、心をこめて歌いたいと思います。

世界中のこどもたちが103

世界中のこどもたちが103

 最後にこの歌に関連した本を紹介します。
世界中のこどもたちが103(講談社)
世界にひろがれ、平和の願い。
1年生が歌うこの歌がもとになり、103人の絵本作家の思いがひとつになって、この1冊が生まれました。