パラリンピックをおうえんしよう

 昼間はまだ気温が高いのですが、朝晩はとても涼しくなり、秋の気配が感じられるようになりました。季節の変わり目で、体調を崩す人も出てきました。みなさん、体には十分気をつけて下さい。

 昨日は、『ふるさとまつり』の入場の練習も終わり、最初から最後まで通すことができました。また、『60m走』も『追いかけたま入れ』も実際に練習でき、本番に向け、最後の調整を残すだけとなりました。

 さて、オリンピックが終わると開催される「パラリンピック」を、みんなは知ってますか。ハンディキャップをもつ人たちが参加して行う「国際身体障害者スポーツ大会」のことをパラリンピックといいます。1960年にはじまった、まだ歴史の浅いスポーツ大会です。今年は、9月17日から9月28日の12日間、オリンピックと同じアテネで開催されます。

 パラリンピックとは、「パラレル(Parallel=もうひとつの) 」+「オリンピック(Olympic)」という意味で「もうひとつのオリンピック」と意味づけています。みなさんがバスケットやバレーボールをするとき、大人の選手たちが使っているゴールやネットに比べて低く設定するのと同じように、用具やルールを工夫することによって、ハンディキャップをもつ人たちもスポーツを楽しめるようにしようと考えられて、障害者スポーツは実施されています。

 目が見えない、耳が聴こえない、手足が不自由……彼らのハンディキャップはさまざまです。しかし、彼らはそのハンディを乗り越えてスポーツに全力をつくすので、きっとオリンピック以上に感動的なドラマをわたしたちに見せてくれることでしょう。パラリンピックという大きな舞台で活やくする選手たちのひたむきな姿を見て、心から声えんをおくりましょう。そして、わたしたちも、パラリンピック出場選手に負けないよう残り少ない運動会の練習で力を出し切りましょう。