うれしい!楽しい!大好き!

 昨日は、『ふるさとまつり』の練習では、退場するところまで進みました。5時間目の校庭。灼熱の太陽が照りつける中、みんな、疲れを感じながらも、とてもがんばりました。練習の最後には、毎日一人ずつ、1・2年の担任からの話があります。昨日は、1の3のT先生のお話。「自分から上手になろうと思わなければ、何度練習しても意味がありません。先生に踊らされるのではなく、自分から進んで踊ろうとする気持ちが大事です。」という言葉に、子どもたちの心が動きました。昨日の最後の踊りは、今までの練習の中で子どもたちの心が入ったいい踊りだったと思います。
「今までで一番上手だったね。明日は、今日よりももっと上手になろうね。」
帰りの会で声をかけると、子どもたちから大きな返事が返ってきました。そんな元気な声が聞けて、とてもうれしかったです。

 では、先日、わたしの話す番が来て、1・2年生に伝えたメッセージです。

 先生は、踊りが苦手なので、T先生のようにみんなに踊りを教えることができません。でも、T先生の話を聞いたり、みんなの踊りをまねしたりしていたら、少しずつ踊れるようになり、だんだんこの踊りを踊るのが『うれしく』なってきました。そして、毎日一生懸命踊っているととても疲れるのですが、それを乗り越えて練習を続けていると、苦手だったこの踊りを踊るのが『楽しく』なってきました。さらにみんなといっしょに何度も繰り返して踊っていると、人の踊りを見なくても自然と体が動くようになり、この踊りが『大好き』になってきました。

 『うれしい!楽しい!大好き!』

 どうせ踊るのなら、こんな気持ちで楽しく踊っていきたいと思います。この踊りは運動会までしか練習ことはできません。みなさんも『うれしい!楽しい!大好き!』という気持ちで、心も体も思いっきりはずんで、この踊りを踊ることを楽しみましょう。

 この話をした時も、みんな静かに聞いてくれて、とてもうれしかったです。『うれしい!楽しい!大好き!』はドリームズ・カム・トゥルーの曲の中で、わたしが最も好きな曲です。この曲を聴いている時のような気持ちで、毎日の練習を楽しませていただいています。今、こうして健康で、平和に暮らせることに感謝しながら…。