2月の3年2組

 ご無沙汰していました。1月29日以来の学級通信です。学級通信は、日記のように毎日書いていると抵抗なく書けるのですが、間があいてしまうと、書き始めるのにすごく勇気がいります。また、発行できてうれしいです。

 久しぶりの学級通信。この10日間の学校に様子をご紹介したいと思います。

1 第1回ながなわ大会の記録
 先週の金曜日に第1回の長なわ大会が行われました。先週の練習では見事に200回のかべを突破していましたが、前日の練習では記録が低迷していて、本番で200回は超えられるか心配でした。でも、本番は、今までの練習の成果が発揮されて、267回とべることができました。これは、練習を始めたころの130回の約2倍です。やはり毎日みんなで練習した努力がむくわれたのだと思います。次回は、300回突破を目指したいですね。向上する喜びを感じながら練習をがんばりましょう。

2 新わすれ物0カードの成果
 この個人チェックカードを使って2週間。とてもわすれ物に対する意識が高まり、わすれ物をする子が減ってきました。そして、今までわすれ物が多かった子も「わすれ物をしないようにがんばろう」という気持ちが表れてきたようです。
 そして、「自主勉強をすると+3ポイント」「給食全種類食べると+1ポイント」「給食全部食べ切ると+2ポイント」と新たなルールも加えました。自主勉強は、自分で考えて勉強する習慣をつけるためにがんばってもらいたいと思います。また、給食は、栄養をバランスよくとるためや食べ物をむだにしないためにも、しっかり食べてもらいたいと思います。

3 無言でそうじ
 最近、何か一つのことが終わったあと、次のやることを考えずに友達とおしゃべりに盛り上がっている子が多く、クラス全体がワイワイガヤガヤうるさいです。みんなが仲よくなったしょうこかもしれませんが、学校生活ではけじめをつけたいです。
 もうすぐ4年生です。「一つのことに集中して取り組む」「次のことを考えて行動する」など、小学校生活の後半に向けて、かしこく生活していきたいですね。
 そこで先週始めたのが、無言でそうじをすること。一つのことに集中して落ち着いた行動する習慣を身につけてもらいたいと思います。結果はすばらしかったです。そうじが整然と行われ、そうじに集中しているので、いつもよりもきれいで短時間ですみました。算数の少人数教室のそうじを見ていてくれている武井先生も100点を下さいました。
 これからも、そうじの時間が落ち着いた気持ちで自分自身を高める時間であってほしいです。

4 消防署見学
 担任は祖父の告別式のため、いっしょに見学できなかったのですが、長岡先生、教頭先生、大山先生がいっしょに行ってくださり、無事に見学ができたようです。みんな、しっかり見学してきたようで、はしご車のはしごの高さやそう水車に入る水の量などにおどろきを感じながら、「消防署新聞」に短時間でまとめることができました。とてもがんばりました。     

5 手話教室
 先週の金曜日の3・4時間目、聴覚障害を持つ岡田さんと社会福祉協議会の手話通訳の方をおむかえして、手話教室を行いました。聴覚障害を持つご主人と結婚し、中学1年のお子さんがいます。耳が聞こえない生活の苦労や工夫などを手話使ってお話してくださいました。そして、50音や数字の指文字やあいさつや自己紹介の手話を、体全体を使ってわたしたちのために一生懸命教えてくださいました。特に楽しかったのが自分の名前を指文字に表す練習。みんな短い時間で上手にできるのでおどろきました。今回もまたわたしたちの生活の中で経験できないことが勉強できてとてもよかったと思います。

6 欠席者が少ない
 実は、3の2は3学期に入って、欠席者の延べ人数が7人です。11月は0人、12月は6人(うちインフルエンザ1人)という欠席・出席停止数ですから、かぜを引きやすい3ヶ月としては、驚異的な記録です。その原因として、子どもたちのパワフルな明るい性格、外遊びが好きな子が多いこと(持久走練習・長なわ練習にも前向き)、ご家庭での健康管理などがあげられると思います。まだまだかぜのシーズンは続きます。油断せずに健康に生活しましょう。

7 やさしいクラス
 先日、いつもお世話になっている音楽の宮崎先生のおなかの中には赤ちゃんがすくすくと育っていることを子どもたちに伝えました。まだ、正式に発表されていませんが、子どもたちが音楽の授業で先生にご迷惑をかけてはいけないと思い、前もって伝えておきました。宮崎先生のお話によると、そのことを話した後の授業では、先生の体を気づかう子や音楽室の石油を持ってくることを進んでかって出る子などがいたそうです。そういうお話を聞けることはたいへんうれしいことです。今まで授業で学習したお年寄りや身体障害者視覚障害者や聴覚障害者とのふれあいと同じように、胎児を育てるお母さんとの接し方などを宮崎先生とのふれあいから学んでいってもらえたらと思います。そして、誰に対してもやさしくできる人になってもらいたいと思います。