授業参観・問題作りの発表


 今日は、1学期最後の授業参観です。今回も、子どもたち一人一人が活躍できるよう、算数のわり算の問題作りをし、それを発表することにしました。

 問題は、3パターンあります。○人に同じ数ずつ分けて1人分の数を求める問題。また、1人に○個ずつ分け、何人に分けられるかを求める問題。そして、AはBの何倍かを求める問題。子どもたちは、この3種類の問題を区別して、問題作りをしています。

 何度かリハーサルをして、いよいよ本番を迎えました。39人の児童がいる教室は、全員の保護者の方が入れないほど狭いけれど、廊下の窓からのぞいて子どもたちの発表を見ていてくれます。

 今回も子どもの司会による進行で行いました。1班から班ごとに出てきて、1人ずつ2回繰り返して発表します。他の班の子どもたちは、問題を聞きながら、解答用紙に式と答えを書き込んでいきます。班全員が発表し終わると、出題者が指名して、答えを発表させ、正解を見せて、一つの班の発表が終わります。

 子どもたちは、答えを書くのに時間がかかるかと思っていると、問題を聞きながら、手早く書いています。そのため、発表もスムーズに進み、ほぼ時間内に終わりました。出題者の記入ミスなどもありましたが、自分で考えて出題するということは、頭を使うという意味でとてもためになったと思います。

 最後に何人かに感想を聞くと、こういう創造する授業はとても楽しいようです。