衝撃のユーミンスペクタクル「シャングリラⅡ」
今日、ユーミンスペクタクル「シャングリラⅡ」を見に、国立代々木競技場・第一体育館へ行ってきました。
開演は午後4時からで、3時過ぎに会場に到着するとすでに開場が始まっていてたくさんの人が集まっていました。コンサートグッズ売り場も行列ができています。開場直前にはアリーナ席はもちろん、スタンド席も天井に近いところまで観客がいっぱいで、ユーミンの人気のすごさには驚かされました。
みんな4年前の「シャングリラ」のようにどんなすごいパフォーマンスがあるか期待しているようでした。まだ見ていない人には、申し訳なけれど、最初に感想を書いてしまいますが、今回、前回の「シャングリラ」を越えることはできませんでした。前回見た人は、たぶんがっかりすると思います。
・選曲がよくない
今回、バラードが多く、のれる曲が少なかったのです。そのバラードもあまり知られていないマイナーな曲が多かったです。いつ盛り上がろうと思いながら、最後になっていました。だから、会場も静かでした。
・よく見えない
ステージがずっともやがかかっていて、はっきりと見えませんでした。やっとのれる思った「リフレインが叫んでる」が始まっても、ユーミンがどこで歌っているかわからず、探している状態で、せっかくののれる曲なのにみんな立たないですわって聞いていました。前回の大型スクリーンがあったらもう少しよかったと思います。
・リンクが狭い
今回はアイススケートを取り入れたコンサートでしたが、ステージ上の狭いリンクのため、アイススケートのダイナミックさや優雅さが出せず、その効果が表れませんでした。すべっているスケーターも気の毒のようで、思いっきりジャンプもできず、失敗していました。やはりアリーナ半分くらいスケートリンクとして使うべきです。
・間が長い
時々、間に入るピエロのパフォーマンスが長く、飽きてしまいました。それより早くユーミンに出てきてほしいです。前回と同じようなことはしないほうがいいと思いました。
・サーカスのミスが目立つ
今回、たくさんのミスが目立ち、がっかりしました。特にクライマックスの空中ブランコは、3〜4回は落下していました。こんなに落ちる空中ブランコは初めて見ました。会場全体は感動ではなく、みんな心配しながら見ていました。
前回の「シャングリラ」を見終わった時、感動のあまり、これ以上のものはもうできないだろうと思いましたが、やはりその通りでした。ユーミンも立て直すのはたいへんでしょうが、プロである以上、このツアーでなんとかベストのコンサートを最後まで見せてもらいたいと思います。
みなさんはどう思いましたか。
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