キャベツの命


 学校の畑には、3年の理科のモンシロチョウの学習のためのキャベツが植えてあります。ところが、今度2年生がその畑を使うことになりました。でも、3年もモンシロチョウを育てるためにキャベツは必要です。そこで、キャベツを教室前の花壇に植えかえることにしました。

 今日の4時間目、花壇のチューリップや草を取り去る班とキャベツを畑から根ごと取り去って移植する班に分かれました。

 花壇の手入れは班の子に任せて、わたしは、キャベツを取り除く作業を手伝いました。子どもたちはなかなか土を深く掘りことができず、わたしが少し土を掘り起こしました。そして、子どもたちがキャベツを土ごと取り、花壇に運びました。

 花壇に行ってみると、もう一つの班は、きれいに花壇のチューリップの茎と葉と草を取り去っていて、土をやわらかく耕していました。それにはとても感心しました。そして、畑から持っていったキャベツをそこに植えました。

 その後、生き物係がキャベツにたくさん水をやりました。それからキャベツを見ると、どのキャベツもしおれて来ていました。そうじの時も、何人かの子が水をやっていましたが、まだしおれていました。

 明日から2連休、キャベツの命はどうなるのかとても心配です。