朝の交通指導


 テレビかラジオの報道で、学校週5日制が実施され、ハッピーマンデー法が施行され、3連休が多くなり、それに伴って、火曜日に学校に行きたがらない子どもが増えてきたというニュースがありました。

 実は、わたしもそうです。ぜいたくな話ですが、休日が2日間だとまだいいのですが、3日間だとリラックスしすぎて、忙しさや緊張モードに戻すのがとてもたいへんです。特に今日は、朝から交通指導で交差点に立たなくてはならないやら、1時間目から体育館で書き初め大会やらで、考えただけで憂鬱になっていました。でも、交通指導は少しだけ楽しみがあるので、何とか行けました。

 わたしは、もう今の学校に学校に勤務するのは長いので、けっこう顔見知りの子が多くなってきています。交通指導で交差点に立っていると、わたしの勤める小学校を卒業した中学生や高校生が通ります。すくすく成長した卒業生がわたしの前をあいさつをして通ります。それがなんとも清々しくてうれしいのです。

 女子はどの子もだいたい分かるのですが、高校生の男子は成長してわたしには誰だかわからないこともあります。彼らの方はわたしのことがわかるので、ニコッとしてあいさつをしてくれます。だから、わたしも一声かけてあいさつします。あとから、「あれはだれだろう。」と思うこともあります。

 そんなことだけで、朝早くから寒いところに立っていてよかったと思います。ささいなことだけれどあいさつって大切ですね。今朝も卒業生の笑顔のおかげで3連休後の朝を乗り切ることができました。