初めての書き初め練習


 3年生は、3学期に初めての書き初め大会を行います。本番がスムーズにいくように、今日は本番と同じように3年が4クラスそろって体育館で練習しました。

 生まれて初めての大きな紙を使っての書き初めなので、体育館に集合すると、書き始めるまでがたいへんなのです。まず、新聞紙を敷いて、自分の場所を決めなくてはなりません。

 一番右に習字道具、そのとなりに下敷き、その左にお手本、そして、一番左に書いた作品の置き場。教室で話しておいたにも関わらず、その通りにできない子がたくさんいます。初めての書き初め用の筆も先のほうだけつぶして、ふだんの習字の文字よりも細く書いている子もいます。お手本があってもそれを気にせず、どんどん書いてしまう子もいます。初めてということは、本当にたいへんなことなんだと改めて実感しました。

 今まで、高学年の担任が多く、あまり細かいことを言わなくてもできていたので、気がつかなかったけれど、3年の先生が苦労して、教えてくれていたんですね。

 ということで、ドタバタと初めての書き初め練習は終わりました。
 「本番は上手に書けるように、冬休み中によく練習しておいて下さい。お手本は3学期も使うので、捨てないで下さい。」
と、言っておいたのですが、どのくらいの子が覚えているでしょう?