すべての山に登れ 

 今日のメインは、劇団四季の『サウンド・オブ・ミュージック』です。

 風景は断然映画の方がいいのですが、あの狭い舞台の上で次から次へと変わる舞台装置が素晴らしく、感動しました。

 わたしの目の悪さのため、ステージの上の人の顔は見えず、子どもたち全員がオーストリア人に見えました。動きも映画とそっくりでした。

 マリアはジュリー・アンドリュース以上の人はいないと思っているので、誰がやってもダメですが、トラップ大佐は芝清道という名優に当たりよかったです。修道院長役の秋山友子という人もよかったです。

 歌詞はすべて日本語なので、改めて意味を知った歌も多く、心に伝わって来ました。

 特によかったのは2曲。祖国オーストリアを思うトラップ大佐の『エーデルワイス』は感動しました。また、修道院長が歌う『すべての山に登れ』は心に響き、元気をもらえました。

すべての山に登り 高き低きをたずね
あなたが知っているすべての脇道と
すべての小道をたどりなさい


すべての山に登り すべての川を渡り
すべての虹を追いなさい
あなたの夢を見つけるまで


生きている限り
あなたが与えうる愛すべてを
日々傾けられる夢を見つけるまで


すべての山に登り すべての川を渡り
すべての虹を追いなさい
あなたの夢を見つけるまで


 こんな気持ちでいろいろチャレンジできればいいのですが、わたしは無理せず、低いなだらかな丘だけ登ろうと思います。ただ心は谷に向かって行く方が多いんですよね。

 劇団指揮、劇団士気、劇団私記といろいろな当て字が考えられますが、『ライオンキング』も見たくなりました。


「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック

「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック