東京ミッドタウンと国立新美術館(港区)

 恵比寿駅から東京メトロ日比谷線六本木駅で降りました。

 高くそびえ立つ東京ミッドタウンのビル。その部分だけ際立っておしゃれな空間でした。

 中に入ると、ショッピングをしながら、散歩できるようになっています。おいしい物が食べられそうなレストラン、高級そうな物が売っているブティック、展示されている外車などふだんの生活とはかけ離れているようなものばかりが見られました。

 東京ミッドタウンを過ぎ、左に曲がって歩いていると、斬新なデザインの建物が見えてきました。国立新美術館です。

 ここで開催されているウィーン美術史美術館所蔵の『静物画の秘密展』(1500円)を見ました。

 美術史美術館と言えば、宗教画が多く、暗いイメージの作品が多い印象がありましたが、この展覧会でもグロテスクな絵が目につきました。なぜこのようなものを絵にしたのでしょう。

 でも、美しい絵もたくさんあり、心がとても癒されました。その中で『薔薇の衣装のマルガリータ王女』の絵はがきをおみやげに買いました。

 この美術館は、近代的なデザインなのですが、入口を入ると、1階から3階までのレストランやカフェの食べ物のにおいがいっしょに漂ってくる造りなので、少し残念でした。

 一度行ってみて下さい。