名医・鎌田實医師のとっておき健康法 

バドミントン


 今日は、『主治医が見つかる診療所』という番組を見ました。出演していたのは長野県の諏訪中央病院名誉院長鎌田實医師。かつて脳卒中による死者が多かった長野県を、精力的な健康教育を通して、今や日本一の長寿県にした立役者だそうです。

 番組では「命の質が大事」と語る鎌田医師が実践する元気で長生きするための健康法を特集していました。途中から見たのですが、参考になることが多かったので、ご紹介します。

1 健康法

・鎌田先生のお話では、食事の量の割合は「朝2:昼2:夜4」を目指すそうです。夜食べ過ぎて「朝2:昼2:夜6」になってしまったとしても、次の日の朝食を減らし、気にしないことが大切です。投げ出さないでまた次の日から粛々と続ければいいのだそうです。

・昼食をとった後、3時ごろ空腹を感じたら、夕食をおいしく食べられるものを飲むのがいいそうです。それは、牛乳にリンゴ酢を入れたものだそうです。疲労した体には乳酸がたまっていて、それを違う物質に変えてくれるそうです。

BMI値(肥満度判定値)の基準値は19.8〜24.2と言われていますが、「BMI 23から26.9で死亡率が低い」という調査結果が出ているそうです。だからBMI 26程度の“ちょい太”を目指すのがいいそうです。
BMIとは>
体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される体重(体格)の指標
※ 身長は cm ではなく、m の数値を使います。

ちょい太でだいじょうぶ メタボリック シンドロームにならないコツ

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・運動は、30mごとに早歩きとゆっくり歩くのを交互に繰り返すのがいいそうです。

2 心の持ち方

・がんばらない
 免疫力を高めるためには、肩の力を抜いてほっとすること。がんばり過ぎなくていいそうです。

がんばらない (集英社文庫)

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・投げ出さない
 たとえ病気になっても、投げ出さないこと。逃げないこと。病気と向き合うことが大事だそうです。

なげださない

なげださない

・笑う
 笑うと免疫力が高まるそうです。だから、笑顔は大切ですね。

 番組の最後に鎌田医師とふれあうお年寄りの様子が出ました。笑顔で前向きで、できるだけ長く生きていたいという意欲が伝わってきました。

それでも やっぱり がんばらない (集英社文庫)

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 こんなすばらしい先生に出会えた人はとても幸せです。