力強く、たくましく、ありがとう

卒業式


 今日は、仕事の都合がついて、母校の中学の卒業式に行かせていただきました。

 わたしが卒業したのはかなり前。その頃は、狭い体育館。その時の体育館が昨年取り壊されて、新体育館が完成したばかりなので、見学も兼ねて行って来ました。

 すごく広い体育館に入ると、在校生が校歌の練習をしていました。体育館が取り壊され、わたしが通っていた時の建物はすべてなくなり、校歌だけが懐かしさを感じさせてくれました。

 式が始まり、卒業生の声が加わると、体育館全体がしまり、さらにいい校歌になりました。そして、初めて母校の校歌の意味をかみしめて聴くと、中学生のときには味わえなかった感動が…。こんなに意味のある歌詞だったのかと。

 卒業証書授与は、約1時間。小学校1年の授業参観の時は、すわっていられなかった子どもたちが、りっぱな姿になっているのを見て、感慨深いものがありました。9年間の義務教育での成長は、本当にすごいです。でも、中学生は思ったよりもかわいかったです。

 答辞は、代表の男子卒業生。かなり長い文章を、堂々と力強く読んでいました。その中の『3つのありがとうの花をさかせます。』という言葉に感銘を覚えました。後輩へ、先生方へ、両親へ。『ありがとう』という言葉は本当にいい言葉だと改めて思いました。

 初めて生で聴いた『旅立ちの歌』。部活動や受験勉強を乗り越えてきたたくましい卒業生の歌声が、広い真新しい体育館とわたしの心に響き渡りました。卒業生の思いが伝わってきてすばらしかったです。

 中学校の卒業式の成功は、3年間の先生方の熱心なご指導の賜物だと思います。これからも、みんなまっすぐ歩いて行ってほしいです。

 今日は、母校の卒業式に参加できて、本当によかったです。