ファンの心

 水曜日に第2回長なわ大会が行われました。5年4組は403回。前回よりも記録を伸ばしました。とてもよかったと思いますが、くやしがっていた子もたくさんいました。
 思い出すのは、大会前日の火曜日の4時間目。20分くらい練習しようと思って、校庭へ出たのですが、結局、45分間通して練習をしました。子どもたちの最後の5分間の集中力はすばらしく、終わった後みんな地面にすわり込むほど力を使い果たしました。こんな素晴らしい時間をみんなで共有できたのも長なわ大会のおかげだと思います。
 さて、このように子どもたちと共に生活していると、時々こんなことを考えることがあります。親や担任は、子どもにいつもこうなってほしいと願い、子どもを育てています。子どももよりよくなりたいと思って毎日生活しています。でも日々の生活では、思う通りに行かないこともたくさんあります。そんな時、わたしたちは、子どもたちを突き放したくなる場合があります。でも、うまくいかない時、がんばれない時、一番つらいのは子ども自身です。そういう時ほど、わたしたちは、温かく応援してあげなくてはならないと思います。子どもたちのファンとして。あと1ヶ月、ファンの心を忘れずに応援していきたいと思います。