ウィーン前編・夢の都誕生
今夜8時から、NHKの『探検ロマン世界遺産』という番組ににウィーンが登場しました。
かつて城壁だったリング通りの両側には、19世紀後半の歴史的建造物がたくさん建っています。
テレビでは、オペラ座(ネオルネッサンス様式)、王宮、美術史美術館(リング様式)、国会議事堂(ギリシア・ルネッサンス様式)、市庁舎(ネオゴシック様式)、ヴォティーフ教会が登場。
当時の皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世が、多民族国家であるハプスブルク帝国を治めるためにいろいろな建築様式の建物を建築し、ウィーンを大改造したからだそうです。
皇帝の寛容な精神は、ウィーンの街のところどころに表れていますが、民族主義の時代の波が襲いかかり、ハプスブルグ帝国は滅亡に向かいます。
歴史の流れを知った上で、ウィーンに行くと、さらに楽しめそうです。