日本の食料生産について考える

 庄内平野の米作りや鹿児島県の漁業から、日本の農業と漁業の現状や問題点について学習しました。多くの子どもたちが興味を持って学習に取り組むことができました。社会の期末テストでは、『社会の学習で心に残っていることを書きましょう。』という欄があり、それぞれ学習しての感想が書かれていました。その中で、特によく書けていたものを紹介します。

 米の消費が減ってきて、農家の人たちはがんばって転作など工夫しているのが心に残っている。わたしたちもスパゲティやパンなどかたよったものだけでなく、しっかりご飯も食べなければと思った。でも、パンの中にも米でできた『米粉パン』というのがあるのでそれもいい工夫だった。漁業は、200海里を決められてしまったり、取りすぎてしまったりしたことで少なくなってしまったから、養しょくやさいばい漁業など工夫しているのがすごかった。


 この感想を読み、社会科を学習する意義について、改めて考えさせられました。日本と世界の未来のために社会の学習をがんばりたいと思います。