富岡製糸場と絹産業遺産群


 文化庁は今日、世界文化遺産への登録を目指す予定物件の「暫定リスト」に、群馬県富岡製糸場と絹産業遺産群など4件を追加記載することを決めました。

 妻が、先日見学に行ったところ、明治時代当時の工場がとてもよく保存されていたそうです。また、工女の宿舎は、かなり傷みがひどく、大規模な修復が必要だそうです。

 当時のフランス人の技師が住んでいた建物は、高床式のような造りで、ワインセラーなどもあったようです。

 ぜひ当時の姿を復元し、世界遺産になってほしいと思います。

 そして、富岡の町並みも世界遺産にふさわしいものになって、たくさんの人が訪れてもらいたいと思います。

 なお、ユネスコ世界遺産委員会に提出される絹産業遺産群は、薄根の大クワ・荒船風穴・栃窪風穴・高山社発祥の地・冨沢家住宅・赤岩地区養蚕農家群・旧甘楽社小幡組倉庫・旧富岡製糸場碓氷峠鉄道施設・旧上野鉄道関連施設です。