ありがとう2

 運動会が終わって、少し時間的なゆとりができてきたので、給食の準備中に中断していた絵本の読み聞かせを始めました。給食当番以外の子どもたちだけだったのですが。

 ある日の読み聞かせができない日、ある子が「先生、本を読んでいていいですか。」と質問したので、「いいですよ。」と答えました。すると、今まで誰も学級文庫の本に手を触れなかったのが、給食を待っている子全員、本を読み出しました。PTAのボランティアの方々の半年間の読み聞かせの効果が表れた瞬間でした。

 本を読んでもらう習慣がつくと、いつしか『自分で本を読んでみたい。』という気持ちが生まれるのだと思いました。読み聞かせのボランティアの方々に心から感謝したいと思います。そして、これからも子どもたちが読書のよい環境で過ごせることを幸せに思います。