たけし

たけし


 今日は、『たけし』−こどものとも411号−(中西恵子/福音館書店)という絵本の読み聞かせをしました。

 雨の日、お兄ちゃんは本を読んでいて、たけしと遊んでくれません。本を読んでといっても、レーシングカーで遊ぼうといっても、相手てにされないたけし。それどころか、お兄ちゃんは、「部屋の半分よりこっちにくるな。」といい始めます。とうとう布団もおもちゃも、それぞれの持ち物を全部分けて、半分に仕切った部屋の自分の方にもっていきました。夜も別々に寝ますが、やがて枕投げが始まってしまいます。

 どこの家でもありそうな、たわいもない兄弟げんか。子どもたちはみんな、自分にあてはめてニヤニヤしながら絵本を見ていました。そして、最後の結末。みんなで大笑いをしました。