アバウト・ア・ボーイ

 ウィルは働かずに、何にもしばられず自由に暮らしていて、それでもいいとと思っていました。でも、マーカスのおかげで、何もしていなことは、中味が空ということに気づき、マーカスの母、フィオナのために手助けをしました。

 この映画を見て、人間はやはり責任のある立場になると人間としての中味が充実してくることがわかりました。また、人と交流したければやはり自分から人のために働きかけることが必要だということもわかりました。見返りを求めず、人のために行動する。それが社会の中で大切ですね。

 この映画は、コメディですが、「人と支えあう」ことの必要性を訴えていたように思います。それを子どものマーカスが教えてくれました。ウィルがマーカスを助け、ステージで二人で歌った「やさしく歌って」はとても心に残りました。この映画はとても軽いタッチでさわやかで、見終わったあとジワッといい感じが残りました。