サイダーハウス・ルール
この映画に主演は、スパイダーマンの主演と同じ俳優で、ふだんはなんとなく頼りなさそうだけれど、いざとなるととても頼りになるところが共通していると思いました。
産婦人科医のラーチと看護婦たちは親以上に温かく、孤児院で育てられた子どもたちはとても幸せだったと思います。でも、新しい家族の元へもらわれて行く子どもたちを見ると、孤児院に残された子どもたちは自分が必要とされない人間と思い、悲しみました。
ホーマーは、孤児院に残された子どもの1人でしたが、ラーチの手伝いや子どもたちの世話をして、孤児院にはなくてはならない存在でした。孤児院の中でりっぱに成長して行きましたが、やはり、外の世界で他の経験をすることは、ホーマーにとってとても大切なことだったと思います。
いろいろ迷った末、自分で決断した答えは、孤児院に戻ることでした。孤児院に到着したときの子どもたちの喜びようを見て、とても感動しました。誰ももらい手のいない子どもたちにとって、ホーマーは目標にできる力強い存在だったのだと思います。
田舎の町の自然の美しさと人の心の温かさが伝わってくるとてもいい映画でした。
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