1学期にやってきたこと

  1学期もあと1週間となりました。この3ヶ月間を振り返ってみると、子どもたちは、学校の生活においても日々成長していることがわかります。そこで、今日は1学期に学校で特に大切だと思ってやってきたことをお伝えしたいと思います。子どもたちにとって、最も大切な健康・読む・書く・計算の項目に分けてお知らせしたいと思います。

①健康

 子どもだけでなく日常生活で自分の体を大切にし、自分の健康に注意することはとても大事だと思います。規則正しい生活を送ること、早寝早起き、3度の食事をきちんととること、外で元気に遊ぶこと、病気にならないよううがい手洗いをすることなど、心がけて行きたいと思います。1の1の子のほとんどの子は、外で元気に遊び、うがい手洗いの習慣が身についているようです。学級活動の時間には、食べ物の栄養について学習し、給食のときにはなるべく全部の種類のメニューを食べるようすすめています。また、毎月配られる『保健だより』は体や健康について勉強できる最も大切なお手紙として、教室でみんなでていねいに読んでいます。ご家庭でも参考にしていただいて、夏休み中も健康に気をつけて生活していただければと思います。

②読む

 『こくごの教科書の音読は一番大切な勉強』と言って子どもたちにすすめています。毎日継続している子の力はすごいです。声を出して読むことを繰り返すことにより、暗記してしまい、自然に内容も読み取ってしまいます。音読練習は夏休みでも毎日取り組んでほしい大事な学習です。

 そして、毎週2回、ボランティアの方がやってくださっている読み聞かせ。これによって、本が好きになっている子も多いと思います。最終的な目標は、『自分で読書を楽しめる子』だと思います。ご家庭でも、親子で本を読む機会など作って、ふれあっていただければと思います。

 ③書く

 1学期はひらがなの形や筆順を中心に学習してきました。まだ、自己流の形や筆順で書く子が多いです。ご家庭でひらがなを練習する機会を作って様子を見ていただけたらと思います。

 毎日の授業の以外で、大切にしているのは、連絡帳です。黒板の文字を自分の目で見て、ノートに写すことはとても大切なことだと思います。そして、毎日連絡帳に書いている1行日記は、文章を書く力を身につけるには最も有効だと思います。これによって文章表記のまちがいを直すことができます。コメントをできるだけ書くことによって、文章を書く喜びを味わえると思います。夏休み中、ぜひ親子日記に挑戦してみてください。お子さんの文章力が向上する上に、親子のコミュニケーションがとれることと思います。

④計算

 1学期は10までのたし算とひき算の学習をしました。大量の計算プリントを学習する中、子どもたちは速く正確に計算をする力を身につけつつあります。7月になって宿題で出している計算カードの練習は、式を見ただけで答えられるためにトレーニングです。2学期以降どんどんグレードアップする計算問題。1学期に学習したものに関しては、夏休み中に計算練習や計算カードの練習を継続して、完全に身につけさせていただければと思います。

 以上のことに気をつけて、夏休みを過ごしていただけると、しっかりとした基礎学力が身につき、2学期はスムーズに学校生活がスタートできると思います。まとまりのない文章になってしまい申し訳ありません。参考にしていただけるとありがたいです。