こうつうじこにきをつけて!

 小学校での生活も1週間が過ぎました。そろそろ生活のリズムに慣れ、緊張もほぐれ、つかれが出てくる時期だと思います。子どもたちの様子を見ていると、とても楽しそうで、学校でやることすべて、やる気を持って取り組んでいます。

 そして、いよいよ明日から給食が始まります。みんなとても楽しみにしていると思いますが、すききらいのある子は少し心配かもしれません。でも、安心してください。きらいなものは、無理をせず、少しずつ食べる練習をしていきますから。

 さらに明日から担任の集団下校による交通指導が終わり、子どもたちだけで下校することになります。こちらは、とても心配です。とにかく毎日毎日学校と家庭で「交通事故に気をつけて!」と声をかけ続けていきましょう。

 それで、今日は担任の長男が1年の1学期の下校途中で交通事故にあってしまったときのことを紹介します。

 小学1年の1学期の半ば、長男は下校の途中で、自動車にひかれ、救急車で病院に運ばれました。その交通事故の原因は息子の飛び出しです。息子は、友だち数人と横断歩道を渡るときに一人だけ先に渡りました。他の友だちが来ないことに気づいた息子は、全く周りを見ずに、友だちのところへもどろうとしました。そして、車に引かれ、空中を飛んで道路に落ちました。幸い、車のスピードがおそかったこととランドセルがクッションになったことで、無事でしたが、一歩まちがえたら、今は元気に生活をしていられなかったと思います。

 みなさんは、ぜったいにとびだしをしないでください。あるいているときは、ほかのことはかんがえずに、「こうつうじこにあわない」ことだけをかんがえてください。ふざけていたり、おしゃべりにむちゅうになっていたりしたら、はしってくるくるまにはきがつきません。おうちのひとににどとあえなくなったり、ともだちとあそべなくなったりしてしまったらたいへんなのです。

 だから、「こうつうじこにきをつけて!」