くぎうちトントン


 家庭訪問で6校時の図工の時間がカットされていたので、今日は久々に図工の授業を3時間行いました。

 今日の学習は「くぎうちトントン」です。集めた木切れや木の枝などを使い、くぎで打ち付けて、思い思いの作品を創り上げるものです。集まった材料はたくさんありました。

 図工室で行いましたが、授業が始まると、かなづちで釘を打つ音が鳴り響きました。廊下をはさんで反対側は、音楽室です。かなり迷惑だと思うほどうるさいです。でも、子どもたちは、夢中になって作品作りに取り組んでいます。

 男の子は、いろいろな木切れを組み合わせて、サメや馬などの立体的な作品を、女の子はモールなどを飾って、カラフルでデザインのかわいい作品を作っています。釘の打ち方など最初に少し教えただけでしたが、みんなけっこう上手にくぎうちをしています。

 この学習は、木切れそのものの形を利用して、作品を作るという学習でしたが、1人の子がどうしても木を切ってもらいたいと言って、わたしのところに持ってきました。だから、のこぎりで切ってあげました。すると、それを見た何人かの子も切ってほしいと並びました。切るのが少したいへんになってきたので、電動の糸ノコを使って切りました。ノコギリできるより、早くて楽に切れました。

 3時間の図工はあっという間に終わりました。子どもたちはとても充実した時間をおくったようでした。この授業を通して、木とかなづちに親しめたことでしょう。