幸せなお金の使い方
今日、NHKの『課外授業ようこそ先輩』を見ました。今回の先輩は、経済アナリスト・森永卓郎さん。
授業では、森永さんが子どもの頃にあった型屋を開きます。500円を元手に、子供たちが粘土を型に入れ、彩色して、作品を作ります。その作品を型屋の森永さんが、金券で買い取ります。森永さんはどんどん買い取り価格を吊り上げ、子供たちはお金儲けの虜になり、金の亡者になります。こうして、バブル景気を体験させます。
次の日、もっと金儲けをしようと待っていた子供たちの前に、テレビ画面の森永さんが、「もう買い取りません。今までの金券も価値がなくなり、ただの紙切れになります。」と言います。こうして、子供たちにバブル崩壊を体験させます。
「お金というのは、目的では絶対にないんです。お金っていうのは、自分が暮らしたり、楽しんだりするための道具なんです。」と言う森永さん。続いて、『一人500円で小学校時代の思い出をつくろう』という企画を提案します。子どもたちはグループになり、それぞれ工夫します。浅草に遊びに行くグループ、川へ釣りに行くグループ、クッキーを作って売ろうとするグループ。どのグループもいろいろと調べながら、とても楽しそうに思い出作りの計画を立てます。
限られた収入の中で、いろいろ工夫してお金を使う楽しさ。それこそが、幸せなお金の使い方。これからも実践していきたいと思います。
本当の幸福を得る「唯一の方法」 お金に踊らされない経済学の名言102
- 作者: 森永卓郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/02/06
- メディア: 文庫
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