万十屋(前橋市)

ふくまんじゅう


 今日、携帯ショップに行こうとして、前橋市内の裏通りをたまたま通ったら、3時を過ぎているというのに『万十屋』が営業中でした。
 このお店、160年間の歴史を誇る前橋名物だった『片原饅頭』を復元した『ふくまんじゅう』を売っています。以前夕方通った時は、もう閉まっていて、とてもがっかりしたのですが、今日は開いていてとてもラッキーでした。
 『万十屋』の店主の福島さんは元競輪の選手だそうですが、幻の片原饅頭の最後の職人頭から秘伝の細かいアドバイスを請いながら完成させたのが、ふくまんじゅうだそうです。
 紙包みを開けると、経木に包まれたふくまんじゅうが登場。見た目は、あの片原饅頭そのもの。そして、味も昔の片原饅頭そっくりでした。子どものころ、片原饅頭を食べていたころがとてもなつかしく思いました。
 以前は県外の親戚が我が家に来た時は、必ず買って帰った片原饅頭。『万十屋』の福島さんは、いつかこのふくまんじゅうを片原饅頭として売り出したいそうです。前橋名物『片原饅頭』が復活することを楽しみにしたいと思います。